写真集
ウミトサカの仲間
海の中にダイビングで潜ると、青色がメインの世界になりますので、少し冷たくクールなイメージの景色が多くなります。
その青色に包まれるのがダイビングの楽しみでもあります。
そんな中にピンクやオレンジ、白っぽい色で水中に華を添える存在がウミトサカの仲間です。
柔らかい体に、少し透明っぽい色がなんだか心が和む存在です。
良く見てみると、ポリプと言って花の様な小さな物が無数に付いています。
この花の様な物で水中の栄養分を取り入れているんですね。
海と魚の仲間は植物のように見えますが、立派な動物の仲間です。
動物と言ってもサンゴの仲間で、分類上は八放サンゴの仲間になります。ヤギやイソバナなどに近い仲間ですね。
種類も色々あり潮通しが良いリーフエンドやドロップ沿いに多く生息しています。
良く見かける物は50センチ前後ですが、種類によっては2メートル近くなる大型のものもあるようです。
形や色は個性がありますが、どれも柔らかい感じは共通しています。
木の枝みたいなウミトサカは写真の中に移り込むだけで、印象が大きく変わる存在です。
何気なく泳いでいると気づきにくいですが、写真の被写体に入れて見るのも楽しいですよ。
水中にある不思議な生物、ウミトサカの仲間を紹介させて頂きました。